こんにちは!
快眠SHOP 冴ゆ・石原丈嗣です。

今回は前回の続き(おうち時間が増え、運動不足に起きる自律神経の乱れ!)の続きです。

入浴は睡眠の質を高めて自律神経を整えると言われています。

入浴は睡眠の質を高めてくれるので、自律神経を整える効果があると言われています。
睡眠と自律神経には深いつながりがあるので、良質な睡眠をとる習慣が身につけば、自律神経のバランスも整ってきます。
入浴の際は身体の汚れを落とすだけでなく、心身をリラックスさせるという目的も意識するとよいと思います。
日々の入浴を見直すだけでも、自律神経を整える効果は大いに期待できます。

入浴の大切さ

前回も記述しましたが、疲労を回復するには、体の深部体温を下げて『ノンレム睡眠』と呼ばれる深い眠りを3時間ほど取り、体のメンテナンスをする必要があります。
もしも副交感神経の切り替えがうまくいかないと、睡眠の質が下がってしまい、疲労回復につながりません

38℃のぬるめのお湯で20分~30分半身浴をすることで、夏などは冷房で冷えた下半身が温まり、自律神経のバランスを整えたり、免疫力の低下を防ぐことができます。
また、お風呂の心身への直接的な効果では、全身浴がオススメです。シャワーのみはNG!

入浴と睡眠との関係

上記の効果だけではなく、入浴と睡眠の質はとても深い関わりがあります。

睡眠は「恒常性維持機構」と「体内時計機構」の2つの機構によりコントロールされています。
●恒常性維持機構はホメオスタシスともいい、睡眠が不足したり、長く起きていると眠くなる「疲れたから眠る」という機構です。
●体内時計機構は「夜になると眠くなる」という機構で、いつもの就寝時刻になると、その日の疲れにかかわりなく眠くなります。
この2つの機構が状況に応じて相互に関連しながら、睡眠の質・量およびタイミングを制御しています。

簡単に言うと、人は疲れた時と体内時計によって眠たくなるということです。

体内時計も一日の中で体温の上げ下げがあり、体温が下がった時に眠くなります。
逆を言えば、体温が上昇している午前や夕方に眠くなるのは睡眠不足と言えるでしょう。

よく昼食後に眠くなる!というのは、ちょうどその頃に体温が下がるからと言えます。

入浴時間を体内時計の下がっている時にすると一度目が覚めてしまい、その直後はすぐには眠れなくなります。
体内時計は下げようとしているのに、湯船につかることにより深部体温が上がり眠気が下がるということです。
体内時計は下げようとしているので、入浴後の約1時間〜1時間半ほどで急激に体温が下がり急激に眠たくなります。
ただし、この時間は人や季節によっても変わり、一概な時間ではありません。

この原理を例にとると、雪山で遭難した2人のうち1人がバタッと倒れて、「こんなとこで寝るな!死ぬぞ!」と言ってほっぺたをビシバシ叩いて起こそうとしているドラマとか映画を見たことありますよね?
普通に考えたら、雪山の寒さの中で「何で眠たくなるの?」と疑問を感じますよね。

この現象は、雪山を歩き回り汗をかき、その汗が冷えて体温が急激に下がる「低体温症」になったと考えられます。
人は体温が急激に下がると所構わず睡魔が襲ってくるということです。

この原理を利用して、入浴して深部体温を一度上げて体内時計に合わせて急激に下げることにより、睡眠につきやすくなる!
ということです。

入浴後から睡眠につくまで

ではどのようにして、眠くなるタイミングをみつけるか?
入浴後、急激に体温が下がるのかは、個人差、季節(部屋の温度)によって違います。
私の場合は、冬だと30分程度、夏場で1時間程度です。

入浴迄に、お勝手等片付けするものは済ませて、後は入浴して寝るだけの状態を作ってください。
入浴後はリラックスできる好きなことをしてください!
但し…激しい運動やゲーム等、興奮するものは避けてくださいね^^;
脳が興奮状態になると交感神経が優位になってしまい、余計に眠れなくなってしまいます(*_*)

私は入浴後に軽く7分程度のストレッチをし、その後はソファにもたれ掛かりながらYouTubeを観ます。
できるだけリラックスできるアイテムを選び、観ていると、ある時間突然に瞼が重たくなります。
そうなったらすぐにベッドにはいります。
10分かからないうちに眠りに入り、ノンレム睡眠に入ってとても良い睡眠につながっていると思います。

このやり方はご来店いただいたお客様にもお話しておりますが、「寝付きが良くなった!」と言っていただいております。
私の持論ですが…寝る前にスマホやタブレットをみるのは良くないと言われておりますが、興奮するものでなければOKと思っています^^;

入浴後いかにリラックスできることを是非みつけてください!
結構朝気持ち良く起きることが出来ますよ!

まとめ

ガス代や水道代がもったいない、掃除したりする時間が惜しいということもあり、お一人住まいの方は特に入浴ではなく、シャワーで済ませて見える方が多く見られます。
本当は毎日入浴するのが良いのですが、1週間に3〜4回というように徐々に増やしていってください。
入浴は良いことばかりありますから!
●入浴にはリラックス効果もあり、交感神経→副交感神経に切り替えやすくなり副交感神経交感神経を優位にさせます。
●自律神経のバランスを整えやすくなり、免疫力の低下を防ぎます。
●身体の深部まで温めることにより、冷え性の効果も高まります。
(特に夏場に一日中冷房の効いた場所で過ごす方は夏場の冷えが冬に冷え性になりやすいので)
●睡眠の質をより良くしてくれます。

入浴と睡眠の質との関係” に対して3件のコメントがあります。

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