掛ふとんの役割

お布団の中の温度・湿度(寝床内気候)を敷き布団と共に調整し、安堵感を与え、快適な睡眠環境を作ること!
外気温と体温の温度調整力を行います。

そして、保温性・吸透湿性・放湿性・かさ高性・フィット性・軽さが必要です。

掛ふとんを選ぶ場合、真冬を基準に考えないことが大切。
寒冷地は別として都市型にお住まいの方は、真冬と呼べる時期はほんの一月半ぐらい。

掛ふとんを選ぶポイントは春や秋の気候をベースに考えてください!

季節による掛け寝具

それでは季節による掛け寝具を考えていきます。

お住いの地域にもよりますが、寒冷地ではないお住まいで

4月〜5月(春)‥合掛ふとん
この季節は羽毛布団の合掛ふとんが快適です!
中材はグース93%で羽毛量は0.8kg
※側生地:綿100%で通気性の良いゴアテックス生地が理想
ポリエステルやポリエステル混はNGは!

6月〜9月(夏)‥肌掛けふとん
気温が20℃を越えたらダウンケット(羽毛肌掛け)かウール肌掛け
中材はダック90%で羽毛量は0.3〜0.4kg
ウール中材はウール100%で量は0.9kg
※側生地:綿100%で通気性の良いゴアテックス生地が理想
ウールは通気性が良いマコ・トリコット生地が理想
ポリエステルやポリエステル混はNGは!

10月〜11月(秋)‥合掛ふとん
この季節も春同様、羽毛布団の合掛ふとんが快適です!
中材はグース93%で羽毛量は0.8kg
※側生地:綿100%で通気性の良いゴアテックス生地が理想
ポリエステルやポリエステル混はNGは!

12月〜3月(春)‥合掛ふとん+肌掛けふとん
真冬の季節は羽毛布団の合掛ふとん+肌掛けふとんの2枚合わせをお薦めです!
11月まで使用していた合掛ふとんの上に肌掛けふとんを重ねることにより保温性が高まります。
ウールの肌掛けの場合は羽毛合掛ふとんの下に重ねて肌に当ててください。

このように1年を通して2枚の掛ふとんがあれば、充分四季を通して使用できます。
ただし、7月〜9月の期間はエアコンを使用してご使用してくださいね^^;

また、7月〜9月の期間で特に暑がりの方やエアコン嫌いの方は本麻肌掛けふとん(ラミー)のご使用をお薦めします


ここまで掛け寝具について書きましたが、前回の睡眠と寝具(ふとん)の関係 敷きパッド編の投稿をしましたが、保温はあくまでも敷パッドが70%担ってます
敷きパッドありきの掛け布団!の役割をお忘れなく。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です