最高の睡眠は眠ている間の寝姿勢で決まる!
眠るときの姿勢は身体のすべてに影響を与える
今迄に沢山の睡眠情報を書いてきましたが、今回は「睡眠と寝姿勢の関係」について書いていきます。
これは最高の睡眠を質を上げることでは最重要の項目ではないか!?と思います。
睡眠を語る上で眠っているときの姿勢まで気にするのか?
と、驚く方もお見えになるでしょう。
姿勢といっても、お尻を下にしてベッドに身体を預けたら、あとは勝手に決まると思っていませんか?
眠っているときの姿勢が大切だと思わない!
長い間自然にやっていることだから、そう思われるのも無理ありません。
しかし、眠っているときの姿勢は大切だし、かなり重要だと考えます。
寝姿勢はさまざまに影響をあたえることを覚えていてください。
寝ているときは、背骨を安定させる姿勢をとることが大切
カイロプラクターに聞くと、背骨を走る中枢神経が体内の主要器官のすべてに直接つながっていると教えていただきました。
背骨が変に歪んで脳と身体の情報のやりとりが途切れれば、深刻な問題が慢性的に現れかねない。
また、そういう問題の中には睡眠に悪影響を及ぼす根源になりうるものもあるとお聞きしました。
寝るときの姿勢は多々ありますが、人はお気に入りの姿勢で眠ろうとします。
しかし、実際にヒヤリングすると、大体一つか二つに落ち着くと思われます。
仰向けが最良の寝姿勢
背骨にとって最適な寝姿勢は仰向けだと思います。
理由としては
・疲れが取れやすい
・睡眠の質が上がりやすい
・消化管のトラブルが起きにくい
・顔の肌呼吸が遮られないので、吹き出物やシワが現れにくい
背骨にとっては安心な姿勢なのは間違いないが‥
次のような間違いをしていると、全くと言って意味がなくなります!
・枕が高い‥仰向けに頭を乗せた枕が高すぎると、背骨の自然なカーブが歪む。
脳への血流も悪くなる。
・ヘタったマットレスはNG‥特にお尻の部分がヘタっていると、腰が沈み込み背骨の自然なカーブが保たれにくくなり、起床時に腰が痛くなります。
マットレスは身体を支えるものですので、身体が沈んだ時に背骨の自然なカーブが歪まない自身に合ったマットレスを選ぶべきです。
では、仰向けの場合カラダに負担を与えない理想的な寝姿勢って、どんな状態でしょう。
それは立ったときに耳、肩、腰、くるぶしが一直線に並んでいる姿勢(正常立位姿勢といいます)をそのまま寝かせた姿勢です。
この状態がカラダにもっともやさしく、眠っている間に緊張をやわらげストレスを軽減してくれます。
上記のように仰向けは最適な寝姿勢ではあるが、いびきや睡眠時無呼吸症候群の方が仰向けで寝ると、重力で下の根本が下がって気道を塞いでしまい、正常な呼吸がしづらくなりやすくなります。
仰向けになると、喉の力が弱まり、眠っている間に喉が閉じやすくなります。
このような方は、喉の周りについた脂肪のせいで空気を正常に取り込めなくなる恐れがあるので、このような問題を抱えている方々は、横向き寝をお薦めします。
特に寝返りがうちやすいマットレスを選ばれるとよいでしょう。
横向けで寝るときのコツ
当店にお越しいただける方で、横向け寝が好きな方が結構多いです。
それには理由があり、前述した「いびきや睡眠時無呼吸症候群」の方もそうですが、人間の身体は、母親の子宮で眠っている時に集中して発達します。
その時の身体を横向きして丸める姿勢は「胎児のポーズ」と呼ばれています。
だから寝る時に自然と、発達を促す胎児のポーズにならって横向きになるそうです。
いびきや睡眠時無呼吸症候群にお悩みの方は、仰向けより横向けになるほうが、いびきも防げるし、呼吸の改善にもつながります。
そのに、左を下に寝ると、横向けで寝ると、胃酸の逆流や胸焼けといった消化器官の厄介な問題が軽減されます。
その反面、横向き寝が多いと、腕が下敷きにして長く寝ていると、血流と神経機能が止まり「腕がしびれて手や指の感覚がなくなることもあります。
横向きで寝るときのコツは‥
・肩に体重を乗せない=肩に直接身体を預けて寝ると方や腕の筋肉が圧迫されるので、少しずらして寝る。
・枕を合わせる=枕の高さを調整し、頭が高くなったり低くなってしまうと、首を支えられなくなり、背骨を正常な姿勢に保てなくなります。
・膝に枕を挟む=背中や腰が痛い方は枕を膝に挟むのもおすすめです。
そのほうが背骨が安定するので、腰回りの負担が軽減されます。
最高の睡眠を得る寝姿勢の方法
人生の1/3は、毎日眠るマットレスの上で過ごす!
だから、眠っている時の無意識になる身体を預ける寝具の大切さについて触れないわけにはいきません。
ちなみに、自分に適した寝床を選ぶことが出来る方は素晴らしい能力に恵まれた方です!
世界には、床で寝ながらも最高級のベッドで寝ている人より安眠出来ている人がいます。
しかし、日本にはご自身の身体のラインに合わせて作れる枕やマットレスが存在します!
価格が高ければ合う!
コマーシャルしているから!
知人が使って良かったから!
ではありません。
人の身体のラインや骨は十人十色です。
ご自身の寝姿勢に合った方法や寝方は、その道のプロに聞くことをお薦めします。
まとめ
寝姿勢に大切な寝方は
①深い呼吸が出来るかどうか!?
②寝返りがうちやすいかどうか!?
この二つが重要となります。
仰向けが最適なのは、
立ったときに耳、肩、腰、くるぶしが一直線に並んでいる姿勢(正常立位姿勢といいます)をそのまま寝かせた姿勢です。
この状態がカラダにもっともやさしく、眠っている間に緊張をやわらげストレスを軽減してくれます。
②の寝返りについては
正しい寝返りは、昼間に足を組んでいて骨盤が歪んだり、下向きの姿勢が多くて首の骨が真っ直ぐになったり‥
それらを寝返りをすることにより、歪んだ骨を正常に戻してくれることなんです!
だから、寝返りがしやすいかどうかも大きな重要事項となります。
ご自身に合った寝姿勢は人生1/3の睡眠の質を上げ、2/3の意識のある時間を謳歌していただきたい!
と願っています。