
枕の役割
昨今、睡眠情報が飛び交っており、睡眠の質が良くなるサプリメントなどが紹介されておりますが、寝具という道具にも注目していきたいと思います。
寝具は睡眠を得るための必要不可欠な道具です。
その中でも、枕は特に重要と私は考えています。
枕を使って眠る動物は人間だけ!
それは直立二足歩行の動物であることで、日中に数トンの重力を受け、体がS字に歪んでいることと鎖骨があることで、それらを守るために枕を使うということです。
また、二本足で歩き、頭脳が発達して、頭が重くなってきたことも考えられています。
枕は敷寝具との隙間を埋める!
枕は敷寝具との隙間を埋める体をサポートするパッキン!
と考えてください。
枕がない状態で寝ると首の背骨が背中側に曲がり、姿勢は反り気味になり、顎も上がってしまいます。
この状態だと体に負担がかかり、肩コリや首痛などの原因になります。
また、睡眠が浅くなり、寝た気がしなくなります。


枕が高いと背骨に悪い!
仰向けに頭を乗せ枕が高すぎると、背骨の自然なカーブが歪んでしまいます。
そうすると、首や背中、頭に痛みが生じたり、もっとひどいことになったりします。
※詳しくはこちらを御覧ください
殿様まくら症候群にご注意を!>>
眠っているときは、頭があまりたかくならないのが自然の姿勢です。
眠っているときは唯一、脳へ向かって血液を必死に送り上げなくてもいい時間です!
枕が高くないと眠れないという人は是非考え直していただきたいと思います。
高い枕は、背中にも脳にも悪影響を及ぼします!