あなたは睡眠不足?

みなさんは日本人の平均睡眠時間をご存知でしょうか?

高度成長期の1960年とリーマンショック以降の現代。
日本をとりまく経済は大きく変わってきています。

日本のサラリーマンは、この時代に一生懸命働いて日本の発展を支えてきました。
そのおかげもあり、生活において色々な便利なものも開発され、現在の生活習慣に至っております。
パソコン、携帯電話など、情報量も手軽に入手できるようになってきました。
その影響もあり、現代の日本人が睡眠不足になり、経済の低下となっているといっても過言ではないでしょう!

1960年代と現代の睡眠時間を見てみましょう。
日本人の睡眠時間については、NHKが1960年から5年間毎に詳細な調査を実施しています。
「NHK国民調査」といって、日本人の男女、各年代の人達1週間の中で何時頃何をしているのか、
通勤電車は何時間くらいで何時頃に家を出るのか、食事はどうか、などをしらべるわけです。

なぜNHKがこのような調査をするかというと、どのような年代の人が何時頃にテレビの前に座っているのかを調べるためだそうです。
そして、その年代の人達の興味のあるテレビ番組を最も的確な時間帯に放送するのです。
もちろん、生活習慣の中には何時に床について何時に起床するのか?ということも入っています。

1960年の調査から、2010年のの調査の間、50年間に日本人の睡眠時間は59分も短縮しているということです!
これは日本人はこの間に眠らなくてもいいように進化したということではありません!
いろいろなことが便利になったにもかかわらず、情報量が多くなり、より長く働くために結果睡眠時間が短くなってしまった!
と解釈したほうがよさそうです。

睡眠時間(男女年層別 平日)

※2020年NHK世論調査参照

上図のように、2020年のNHK世論調査の調べによると、男女とも40代・50代の睡眠時間は非常に短いものです‥

世界を見てみると

このように経済大国の中で最も短い睡眠時間となっています!

睡眠時間はあまり短いと寿命も短くなるといわれています。
9時間以上長く眠っている人の寿命も短いといわれていますが、これについては身体的な何らかの問題があって、長く眠る結果になっている可能性があり、元々長く眠る人が長生きするために7〜8時間程度の睡眠にするのがよいかどうかはわかりません‥
しかし一般的には6時間よりも睡眠時間が短い人は睡眠不足といってもよいでしょう!

睡眠不足かどうかは、いくつかの方法で判断できます。

まず、週末の睡眠時間が長いかどうか?
睡眠不足であれば、週末に長寝をしてゆっくりということになりますし、睡眠時間が足りている人は、以外に土曜日・日曜日もいつもどおりに起きて家の仕事や趣味をやったりするようです。

もう一つは、日中の眠気です。
慢性の睡眠不足の人は、多くの場合毎日の生活がこんなものであると考えています。
自分では睡眠時間はこれくらいでもやれていると思うわけです。
しかし、もし出先から会社に帰るときに電車に乗り、席が合いていたら座って一眠りをしようと思うようであれば、これは日中の眠気があると考えてもよいかもしれません。
もし、睡眠が十分に足りていれば、席に座ったとしても、そこでスマホやパソコンを広げたり、書類を出して仕事のまとめをする気力が出るものです。

まとめ

十分な睡眠時間を取っていれば、日中の覚醒レベルは上昇し、集中力が維持され、意欲が上がって仕事の能率は上がります!

そうすれば、短時間で仕事が終えることが出来、その分自分の余暇の時間が生まれ、十分な睡眠時間を確保できるわけです。

一方で睡眠時間が短いと、昼間の覚醒度は低下し、集中力や意欲も低下し仕事の能率は下がります‥
そしてダラダラと過ごす時間が多くなってしまいます。
そうして、今日中に終わらせなければならない仕事がある場合に、ギリギリに駆け込みで仕事をして遅く帰宅し、また睡眠時間が減少する負のスパイラルになってしまします。

もちろん仕事の状況においては必ずしも当てはまらないかもしれませんが、上記のことも多いのではないでしょうか?

現代の生活は、情報量も多く、やらなくてはならない仕事も多くなっています。
しかし、これらを睡眠を削ってやることは、必ずしも効率的につながらないということも頭においておくことが必要でしょう!

これを読んでいただいた皆様には、効率の良い生活を送っていただきたいです!

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