試用期間が8年以上(冬季のみ使用)たちますと、ダウン(中材)が静電気によって、ピリング(毛玉状態)したり、人間の汗によって、ダウンが仮死状態になり、羽毛布団の機能が低下してしまいます。
それは寿命ではなく、「お手入れが必要になった」というおふとんからのサインです。
一般的に羽毛ふとんは耐久性が高く、大切に使用すれば10年以上は 使用する事ができます。
適切なタイミングでお手入れする事で、良い状態で末永く使用することができます。
買った時に比べて、次のような状態になってきていませんか?
・お布団の膨らみがなくなってきた
症状羽毛ふとんを長年使用していると、寝汗による塩分がダウンに侵入し、パワーが落ちて膨らみがなくなってきます。
ふくらみを戻したいときは、「リフォーム」で立派に再生できます。
・温かみがなくなってきた
症状ダウンが膨らまず、保温性が落ちてきています。
汗には水分の他に塩分、尿素などが含まれています。
脂には脂肪やタンパク質も含まれています。これらが布団の中に入り、羽毛に少しずつ付着し、性能を落とします。
・中身の羽毛が片寄ってきた
症状目立って衿元が少なく感じられるようになった場合は、布団の中で羽毛が移動したと思われます。
移動した羽毛はふくらみのある方から、少ない方に手で強くたたいて移動させてみて下さい。
ダメな場合は「リフォーム」で直す必要があります。
・中身の羽毛が吹き出してくる
症状「羽毛の吹き出しが多くて、カバーをはずす事ができない!」
日頃のお手入れの時、尖ったもので小さな穴が開いたり、こすれたりしたことが考えられます。
・臭いが気になる
症状睡眠中に出す汗・脂に含まれる養分によって、お手入れを怠っていると、雑菌がはびこり臭いの原因になります。
・ふとんのサイズを変更したい
もうダブルサイズは使わないから、シングルにリメイクしたい!
厚みがありすぎてフワフワして寝づらい!
など、羽毛リフォームで出来ます。
上記の症状がある場合はダウンの良し悪し関係なく、丸洗いクリーニングではなく、リフォームをお勧めします。
羽毛ふとんの無料診断
羽毛の状態をみて
「リフォームすべきか」をご提案。
リフォームをする価値がある布団なのかどうかを判断するために、お客様の目の前で布団から羽毛を抜き出し、その傷み具合を診断させて頂きます。
傷みが進行している布団ほど、元に戻そうと思うとお金がかかりますから、そういった場合は新品に買い換えた方がお得なケースもあります。
用途に合わせてご相談
ご夫婦で使用していたダブルサイズをシングルサイズに、シングルサイズをゆったりめのセミダブルサイズに、など今のライフスタイルに合わせたサイズ変更や、夏掛け用に薄く仕上げたり、寒がりなので増量で仕上げてほしいなど、厚さの変更のご希望があれば、ぜひお聞かせください。
また、来客用などで使用するので、予算をあまりかけたくない!
などのご要望があれば、ご相談に応じます。