お客様から1番多い質問と言っても過言ではありません。
私の主観も交えて書かさせていただきます。
最近ではご家庭や大型コインランドリーで洗える羽毛ふとんもあります!
また、ご家庭では洗えない羽毛ふとんもございます。
まずは、洗濯表示を確認してみてください。
羽毛ふとんには品質表示のラベルが付いており、そこで確認できます。
画像の1番下の部分です。
こちらの羽毛ふとんはご家庭やコインランドリーでは洗えません!
しかし、羽毛専用のクリーニング工場に出せばクリーニングは出来ます。
洗濯表示に☓マークが付いていなければ、ご家庭で洗えます。
ご家庭で洗える、洗えないの違いは、中身のダウンの質もありますが、側生地が綿や絹100%だと洗は避けたほうが懸命です。
下の画像のように側生地がポリエステル100%、ポリエステル65%綿35%と表記しているものは、ご家庭やコインランドリーで洗濯しても問題ないと思います。
羽毛布団をいれてもある程度ゆとりのある洗濯機ならいいのですが、無理に押し込めると羽毛が吹き出したり、内部までしっかりと洗うことができずかえって悪臭が立つ可能性もあります。
洗った羽毛布団が臭いという相談が多いのですが羽毛はグース・ダック(ガチョウ・アヒル)などの動物繊維を使用しているため、安価な粗悪品などは特に獣臭がしやすく、またダックの方が臭いやすい傾向にあるようです。
手洗いしてみた
では、上の画像の綿100%の側生地をご家庭で洗ったらどうなるのか!?
実験してみました。
ちなみに、使用年数は5〜6年程の羽毛肌掛けふとんで、ダウンはグース93%です。
特に襟元の汚れが酷い部分を集中して水洗いします。
洗う前の30度のお湯を張ります。
↓
洗い後の水道水
思ったほど汚れが落ちていない…
洗った布団を干す
見るも無残な中身の羽根(ダウン93%)
これ、果たして元に戻るの??
3時間後…
まだ乾いていない!
側生地が綿100%なので、シワクチャ!
中身の羽根も黒ずんでいるのは、中身の羽根は洗えていないのか!?
結論
中身の羽毛は天日干しでは乾かず、家庭での手洗いはやめた方がいい!!
思ったほどキレイになりません。
そして、中身の羽毛(羽根)が偏り、100%復活しないので、保温力が落ちます。
羽毛洗い専用工場で4,000円そこそこで丸洗いクリーニングしてもらったほうがいいと思います。
まとめ
あくまでも私の意見ですが、天然素材の側生地でグースで質の高い羽毛ふとんは、ご家庭では洗わない方がいい!!
せっかく気持ち良い羽毛ふとんが台無しになってしまいますよ。
ポリエステルが混入している側生地の羽毛ふとんはほぼほぼ安価の羽毛ふとんです。
中材も安価なダック(アヒル)やグース(ガチョウ)です(ダウンボールが小さい)。
こちらは、ご家庭の洗濯機やコインランドリーで丸洗いできますが、動物性繊維の悪臭がありますので、気をつけてください。
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